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ものづくりのヒント

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□　オズボーンのチェックリスト

オズボーンは有名な人なので、ご存知の方は多いと思う。
そう、「ブレインストーミング」という発想法を開発した人だ。

オズボーンの発想法の元になる９つの質問と言うのがある。これがオズボーンのチェックリストとよばれるものだ。
つまり、

１．ほかに使い道はないか
２．ほかからアイディアを借りられないか
３．変えてみたらどうか
４．大きくしたらどうか
５．小さくしたらどうか
６．ほかのもので代用できないか
７．入れ替えてみたらどうか
８．逆にしてみたらどうか
９．組み合わせてみたらどうか

という質問をしてみるのだ。
ある製品に使われている技術を他の製品にも売り込みたいと思ったら、「他に使い道がないか」、と考えるだけではなくて、「その技術をバラしてみたら」、「ほかの技術を組み合わせてみたら」、「何かと入れ替えてみたら」、…など、どんどん発想を膨らませていくやり方なのだ。

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マーケティングのヒント

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□　一番大事なのは？

「経営」を分解すると、「顧客」、「商品（またはサービス）」、「管理」になる。
「管理」はさらに大きくわけて、「人事・組織」、「財務」である。

この中で、一番大事なのは何かと言うと…？
そう、「顧客」。
では、どのくらい大事なのか。ランチェスター経営の竹田陽一氏によれば、５３％のウエイトだそうだ。続いて、「商品」が２７％、「管理」が２０％だ。管理の中で、「人事・組織」が１３％、「財務」は７％。

ところが、世のなかの経営コンサルタントは、このたった７％のウエイトしかない、「財務」が、さも最重要課題であるかのように言う。
なぜそんなことになったのだろうか？
それは、彼らはもともと経済学者だったり、税理士、会計士など、財務畑の出身だからだ。

「顧客」がいなければ、いくら資金繰りを工夫しても、いい商品を扱っていても、会社はつぶれる。
「いかにして、集客するか」と言うこと、つまり、マーケティングが一番大事ということだ。

次回に続く…

（参考文献　小さな会社☆社長のルール、竹田陽一・著、フォレスト出版）