バックナンバー(Vol.19)
2005/08/11 Vol.19 技術士 鈴木裕
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儲けを生む、ものづくりとマーケティングのメールニュース
〜あなたの会社がもっと儲かるためのヒントをお届け〜
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目次
1.お知らせ
2.今週のヒント
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こんにちは、
技術士の鈴木裕です。
ディスカバリー、無事に帰還しましたね。
いろいろと問題もあったようですが、結果オーライ、と言うところでしょうか?
完璧を目指すのはいいことですが、完璧なモノは作れません。出来たとしても、とても採算ベースには乗らないでしょう。
製品の品質とコストは常に表裏一体で考えるものです。
では、今週も「儲けを生む、ものづくりとマーケティングのヒント」お送りします。
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1.お知らせ
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□ 今週は、特にお知らせはありません。
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2.今週のヒント
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□ 売れる商品の見つけ方
先週は、自動車産業が日本市場では伸び悩んでいる中で、レトロ調の車を作って売っている会社が順調に業績を上げている、と言う話でした。
売れる商品を見つけるのは簡単です。
新しいものを同じ市場に提供するか、同じものを新しい市場に提供するか、です。
その為に、市場調査を行います。
では、そのやり方は?
実は、市場調査では見つからないのです。
例えば、青色発光ダイオードは、元々は光の三原色として、平面ディスプレイの用途で開発されたものでした。
実際には、液晶や、投影式、EL(エレクトロルミネッセンス)、プラズマディスプレイなどの様々な形のディスプレイが開発されていましたので、発光ダイオードは、ディスプレイ用途にはあまり関心は示されませんでした。まさか、クリスマスの夜を彩る用途に使われるとは、開発者も気づかなかったでしょう。
白色発光ダイオードも同じです。白はフィルタでどの色にもできますから、ディスプレイ用途には最適だったのです。
現実には、小型ライトに使われていますし、自動車用ヘッドライトへの応用も研究されています。
このような、全く新しいものは、既存の市場を調査しても、何の意味もないのです。思いもしなかったとんでもない市場に需要があるからです。
出してみる。そして、欲しいと言う人に手を挙げてもらう。
これしか方法はありません。
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(c)鈴木裕&SRD Inc. All rights reserved.
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□ ご意見、ご感想をお待ちしています。
技術士(機械部門・総合技術監理部門) 鈴木 裕
http://blog.suzukiyutaka.com/
有限会社SRD代表取締役/近畿大学非常勤講師
投稿者 suzuki : 2005年08月17日 03:32